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一流ってそんなにアマくない。
高級アイスクリームに学ぶ『いい女』の作り方 |
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レディーボーデン
1971年アメリカのボーデン社と明治乳業の共同制作商品として発売。その後、売り上げが低迷、ボーデン社の撤退により一時は店頭より商品が消え去ったが、愛好者の熱烈なラブコールに応えロッテとのライセンス生産契約により復活。現在では日本が誇る高級アイスクリームの代名詞。

ロッテ
http://www.lotte.co.jp/top.html

アテンションプリーズ。ニューヨークです。
本日の快適な空の旅、到着予定地は「一流のアイス、レディボーデン」です。
それじゃまず、一つだけ聞かせてもらってもいい?
あなたが考える「いい男」の定義って何かしら?
………時間切れ。恋の神様って、そんなにのんびり屋さんじゃないの。
正解を言うわね。
「いい男」、それは「ときめきと安らぎをあわせ持つ男」のこと。
◆ニューヨークが語る「いい男」論。
ときめきだけでも安らぎだけでもダメ、というような話を
持論まじえつつフリーでかっこよくお願いします。
(よきところでDからキュー。話をやめて)
……どうやら少し、本気になりすぎちゃったみたいね。
だけどこれにはワケがあるの。
それはこのレディボーデンが、ときめきと安らぎをあわせ持つ、
一流のアイスだから。
◆ レディボーデンは1971年、アメリカ合衆国のボーデン社と
日本の明治乳業の共同制作商品として発売。
当時の日本に「高級アイス」という概念を根付かせ、
多くの女性にときめきを与えた。
◆今年で35才………食べごろ。
一時はボーデン社の撤退により日本からは姿を消したが、
現在はロッテとのライセンス生産契約で販売されている。
ときめきだけではなく、長年の歴史という安らぎも与えてくれる。
まさに一流のアイス。こんな男、いないのかしら?
◆一流の私たちにふさわしい一流のアイス、レディボーデン。
だからその食べ方も、一流でなくてはお話にならない。
ときめきと安らぎをあわせ持つレディボーデンにふさわしい
一流のシチュエーション、
それはやっぱり、大好きな恋が終わったときなのかしら……。

(ここからセリフに合わせて動きをつけて芝居風に)
あの人の目が「別れよう」って言ってる。それぐらい、私にも分かる。
あーあ。男って、自分が捨てた女にこんな情けない顔見せられるのよね。
私は何も言わずに振り返って、歩き出し、そしてまっすぐ家に帰る。
ただいま。冷凍庫を開けるとそこにはレディボーデン。
フタを開けるときに、自分と約束。
「このカップが空になるまでに、あの人のこと、全部忘れよう」
そして私は、レディボーデンを、食べる。
(スプーンでアイスをすくって食べる)
(色んな想い出と感情が入り交じった笑顔で)………おいしい……。
さて、本日の一流の空の旅、いかがでしたか?
本日の機長はあなた、フライトアテンダントはわたくしニューヨークでした。
皆様のまたのご搭乗、心よりお待ちしております。
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